【遅刻の治し方】遅刻解消のための本紹介!

読書

こんにちは、月希です。

今回は平野ヒロシさんの『遅刻と寝坊を解消する方法』の気になった部分の要約と感想です。

みなさんは、遅刻で悩んだことがありますか?

私は、めちゃくちゃあります。

遅刻に怯えるほどの恐怖を感じながらここまで生きてきました。

ただ、怯えているにもかかわらず、呑気に夜更かしをしてしまうんですよね。

(著者曰く、夜更かしにもちゃんと理由があるとのことですがそれはのちほど)

そしてたまにアラームが聞こえないくらい熟睡してしまうという恐ろしい現象が起きます。

しかもこれは、夜更かししたわけでもなく通常の睡眠時間でも起きるのです。

この現象で朝目覚めたときは遅刻の絶望と同時に「自分はなにか病気にかかっているのではないか」「実はすごいストレスを抱えているのか」とかなり悩んだものです。

              

そんな私が悩んでいる遅刻と寝坊の原因と解消法を解説してくれている本に出会ったので紹介したいと思います。

▽この記事はこのような人にオススメです

  • 寝坊の原因を知りたい
  • 寝坊の対処法を知りたい
  • 夜更かししてしまう理由を知りたい

遅刻は気合と根性では改善しない

遅刻をすると必ず、上司や先輩、あるいは学校の先生に注意を受けます。

上司
上司

遅刻をするなんて、やる気がない

たるんでる

このように言われた経験がある人が多いのではないのでしょうか。

私も経験があります。実際はやる気もあるし、だらしない生活をしている訳でもないのに遅刻をするとこのように言われてしまう。

遅刻した自分が悪いけど、自分の努力まで否定されたみたいで悲しい気持ちになりますよね。

さらには、

上司
上司

社会人としての自覚を持って、早く寝たり、気合で起きれば寝坊はしないと思うよ。

このような助言やアドバイスを受けた経験がある方もいるのではないのでしょうか。

著者はこのようなアドバイスを

全く的外れなアドバイス” 

このような上司や先輩の意見を聞いてはいけない

と記しています。

何故かというと彼らはもともと運良く寝坊や遅刻の問題がなく成長してきたからです。

このようなアドバイスをする上司や先輩は私たちほど遅刻の深い悩みを持ったことがないのです。

この話を聞いて「なるほど!」と思うと同時に少し気が楽になりました。

遅刻するとやっぱり自分を責めてしまうし、他人からも責められる。

精神衛生的には良くない状況です。

先輩や上司は自分たちが上手く言った方法を朝が弱い私たちに押し付けているだけなんですね。

しかし、その方法が万人に当てはまる改善方法とは限らないのです。

得意な人が行う改善方法と苦手な人が行う改善方法は寝坊の話題に限らず工程の数が違うのだと思います。

朝が苦手な分、気合と根性だけでなく色々な自分に合った対処法を探すことが大切だと思いました。

Point▶上司や先輩睡眠に関するアドバイスは聞かず、自分に合った方法を探そう!

遅刻の原因は『血糖値』

私はこの話を見たときかなり驚いたと同時に凄く心当たりがありました。

お腹いっぱいで眠ると、朝起きられなくなる

食べすぎと遅刻や寝坊には関係があると著者は言います。

その理由としては、人類の歴史が関係してきます。

  • 空腹=食べ物を探さないと死ぬ
  • 空腹状態で食べ物を目の前にすると本能的に食べたくなる
  • 満腹=やっと安心して寝れる
  • 数日分の栄養が確保できたから無駄な運動はしないほうがいい
  • たくさん食べたから内臓も消化活動で使って疲れてしまうから休まなくては

  →眠気に繋がる!

このような時代がずっと続いてきました。

満腹を科学的に言うと「血糖値が高い」状態。

血糖値が上がりやすい食べ物としてはパン、米、パスタ、ラーメン、うどんのような

炭水化物』と言われる食べ物です。

私は、炭水化物が大好きです。朝食はパン、昼夜は米を食べます。

疲れたときにはよくうどんを食べます。休日の昼には簡単だからパスタをよく食べます。

炭水化物祭りです。

たしかに言われてみれば夜ご飯をお腹いっぱい食べた次の日の朝はなんだか疲れが取れていないように感じます。

内臓が活動し、疲れを感じて寝るという良くないサイクルを生み出してしまうのです。

スマホから出ているブルーライトや寝酒が睡眠に悪影響なのは知っていましたが、炭水化物の過剰摂取が睡眠に影響を与えているとは思いませんでした。

この本を読んでからは炭水化物の取りすぎ、寝る前の空腹を埋めるための食事には気をつけるようになりました。

Point▶寝る前は満腹になるな

仕事が好きですか?

かなり核心に迫った質問を著者は読者に問いかけています。

仕事が好きですか?

私は、実は今の職業はそこまで好きではないのです。

理由はいろいろありますが、関わる人の多さに毎日かなり疲弊しています。

楽しいと思う前に、疲れた、しんどい、忙しいという気持ちが先行してしまうのです。

この仕事に行くのがイヤという気持ちが、現実逃避に繋がって遅刻に結びつくと著者は言います。

現代人で今の仕事が好きだ、楽しいと思って働いている人はかなり少ないように感じます。

私の友人や家族のなかで、嬉々として仕事の話をする人はいないです。

この問題を根本的に変える解決策の一つとしては仕事を変えることが上がっています。

この本の中には寝る時の環境についてのアプローチやホルモンの話、食事の話等色々なアプローチ方法が記載されていますが、

仕事がストレスでどうしてもたくさん食べてしまう

仕事が遅くまであるから食事の時間が遅くなってしまう

など仕事が理由でアプローチが困難な場合もあると思います。

その蓄積が寝坊や遅刻につながるのです。

なのでそれを根本的に変えるために仕事を変えることで一気に改善する可能性はあります。

しかし、仕事を変えることは簡単ではなく、それが逆にストレスとなる場合もあるため慎重に進める必要があります。

実際私も転職や副業についてよく勉強しています。

仕事が本当にイヤでそれがストレスとなり遅刻に繋がっているのであれば、検討してみるのもいいかもしれません。

Point▶起きるのがイヤになる程なら、仕事を変えるのもアリ!

夜更かしの心理学

夜更かしをする時って何かに夢中になっている時、楽しいことがやめられないときが多いと思います。

しかしそうでない場合、例えば別に楽しいとかではないけどSNSをだらだら見てしまうというような時。

このような時は昼間に充実感がないから、その遅れを取り戻したくて夜更かしをするという心理が働いているケースがあるようです。

確かに日中楽しくない仕事をしていたら、家に帰ってから好きなことを好きなだけしたいという気持ちになります。

日中の充実感や満足感から夜更かしをして遅刻に繋がっていることもあるため、日中の充実感について一度考える必要がありそうです。

しかし、仕事の中で充実感を見出すのはなかなか難しいですよね。

なので私が実践している対処法としては『自分がしたいことをする時間を確保する』です。

なるべく定時で帰る、夕食やお風呂を早く済ませる。

“やるべきこと”を出来るだけ急いで済ませてしたいことをする時間を確保してあげる。

そうすることで夜更かしの時間を減らすことが出来ました。

Point▶日中の充実感について考える

環境を整える

遅刻するのも、遅刻解消も『環境が全て』

多くの人がこのことに気づかないから対処法が根性論になってしまうと著者は言います。

環境が整えば自然に起きることができる。たまに夜更かしをした時に『気合と根性』を使うのだそうです。

具体的に環境をどのように整えるのかというとこの本では

  • 部屋を暗くする
  • ブルーライトをカットする
  • 間接照明を使う
  • 朝日を目で見る
  • 寝具を変える

上記6つの方法を紹介しています。

ここでは重要かつ比較的すぐにできる対処法について紹介します。

〇部屋を暗くする

部屋を暗くすることが、最大の遅刻と睡眠改善法です。

著者はこの本の中で完全に真っ暗な環境で寝て、朝日と共に目覚める環境を勧めています。

著者が『部屋を完全に真っ暗にする』のにこだわるのは理由があります。

脳の松果体という部分からはメラトニンという安眠ホルモンが分泌されます。

松果体は人工的な光が当たる環境にいると十分に分泌されないため、部屋から光をなくす必要があるのです。

月明りや星の光は大丈夫ですが、人工的なブルーライトは特に睡眠の障害になります。

本の中では研究データを根拠に紹介されています。

暗い部屋を作る4つのステップ

  1. 部屋の電気をすべて消す
  2. 遮光カーテンを買い、設置する
  3. その他の明かりをなくしてゆく
  4. さらなる小さな明かりの発見と対処

この中ですぐに取り組めるものは、①と③です。

①は常夜灯などの電気もすべて消しましょう。

③は電源ボタンやLEDなどの小さな明かりも消していきます。

電源を抜けるものは抜き、どうしても光が出てしまうものは黒のビニールテープで塞ぐ等して明かりを消しましょう。

真っ暗の基準は、『夜中に目が覚めたときに明かりがないこと』と著者は言います。

出来る限り小さな光も消して真っ暗な環境で眠るようにしましょう。

〇ブルーライトをカットする

先ほども述べたようにブルーライトは睡眠の障害になります。

より良い睡眠のために必要なことは『なるべく日没後にはスマホやPC、テレビをみないこと』です。

これを見たとき私はそんなの絶対無理~と思いました(笑)

著者もそれは予測していたようで、別な方法を記していました。

それはブルーライトをカットするモードを活用することです。

iPhoneの場合

設定→画面の表示と明るさ→Night Shift

の順で設定できます。

色合いも『色温度』の項目で一番温かい色合いにしましょう。

Androidの場合

設定→ディスプレイ→画面の色の設定(ダークテーマ/夜間モード)→今すぐONにする

の順で設定できます。

スマホ以外にパソコンにもあるので、全機器行いましょう。

簡単にできる設定ですので今すぐ試してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

知識を取り入れたらあとは行動に移すのみです。

このブログでは本の内容の一部を簡単にまとめています。

実際の本にはさらに詳しく寝坊の対処法について書かれています。

もう少し詳しく知りたいと思った方は、是非本を手に取ってみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また次の投稿でお会いしましょう。

tuski.

年齢:20代
職業:現役作業療法士
目標:パソコン1台で働くこと
趣味:読書、アニメ鑑賞、カラオケ、カメラ

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